知覧特攻平和記念館 訪問と桜島滞在
息子の大学卒業記念にと、
鹿児島県南九州市知覧市の特攻平和記念館にいきました。
息子と同世代の若者が、
劣勢にあった当時の戦局を挽回するために、
200Kg爆弾を主翼に搭載し、
沖縄沖合の敵艦隊に突入する捨て身の攻撃を
敢行した史実を見ることができます。
息子の大学卒業記念にと、
鹿児島県南九州市知覧市の特攻平和記念館にいきました。
必死、英霊、疾風(はやて)、
神風(かみかぜ)、殉国、轟沈、散華、
という弔いの言葉が、並びます。
遺書には、母親、家族、そして祖国を思う気持ちが記されています。
この史実を通じて、
なんとなく平和である現代日本の若者が、
その平和の尊さと今を生きる価値を
どのように感じることができるであろうか。
息子にも感じてもらいとの思いで企画した旅行となりました。
私自身も、
一生懸命自分の考えることに生きることができる幸せを改めて感じ、
わが身ももう一度奮い立たすことにもつながりました。
小さなことで、くよくよしていては、
彼ら特攻戦士へ返す言葉もないです。
館内は写真撮影禁止です。
写真は水没した特攻機を引き上げた実物展示を外部から撮影しました。
生々しい史実を物語ります。
三角兵舎とは、編成された特攻隊員が集団で寄宿する建物で、
同じ仲間の絆を深める酒盛りなどが開催されていたようです。
知覧基地指定の富屋食堂の『特攻おばさん』のお店も記念館のある近くで
「知覧茶屋」として営業しています。
実際の食堂は町中にあり、小さな博物館として昔の状態を保存展示しています。
次に、
特攻隊員が旋回して最後の挨拶をしたとする
開聞岳の雄姿を陸路から観察し、
指宿の砂蒸し温泉の現場を観察し、
宿を桜島に求めて桜島シーサイドホテルに移動しました。
一転して、ここは希少価値のある風光明媚な露天風呂があります。
このような、素晴らしい絵にかいたような海辺の露天風呂があるとは、
思ってもみなかった発見です。
桜島の古里地区に立地する同ホテルは南側が海に開けており、
イルカの回遊も観察することができ、
宿泊者には早朝6時から利用できます。
ご来光や朝焼けを拝みながら、
源泉かけ流しの露天風呂にはいることができるのです。
写真にみられるように男女混浴になっています。
湯量が多いので水着で入浴できるようにすればもっと人気がでるかもしれません。
後継者とみられるホテルの岩元さんに、
「このような素晴らしい温泉を
多くの方々に知ってもらうことがとても大切ですね」
と会話しながら、
できることの情報発信をさせていたくことを約束をしました。
岩元さんはホテル旅館組合青年部の役をされたようで、
ホテル前で息子のとの記念写真撮影もしていただいた。
旅の出会いの機会が、
なにかしら成長発展の機会になればと願うばかりです。
参考サイト:http://www.food-travel.jp/kagoshima/sakurajima-seaside.html
(観光ビジネス研究会 福嶋康徳)
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